長崎県老人保健施設協会のホームページにようこそいらっしゃいました。

老人保健施設は、昭和63年に病院と自宅の中間施設としてスタートいたしました。病気お怪我で入院し、急性期治療は終わったものの自宅での生活を送るにはまだ不便がある方々に、リハビリを中心に多くの職種のスタッフが協働し、自宅へ帰れるように支援してきました。

その後、日本は急激な少子高齢化が進み、様々な高齢者施設が増えることになりました。施設が不足している時には、老人保健施設にもなかなか自宅に帰れず、長期療養となる方が増え、また認知症の方の増加も在宅復帰を難しいものにした時期もありました。

しかし現在の日本はすでに超高齢化社会になり、住み慣れた地域の中でどう過ごして行くかということをみなさまと一緒に考える時代になっています。老人保健施設は改めて中間施設としての役割を明確にしながら、医師、看護師が常時いるという特性を生かした役割を持つことになりました。

その役割をしっかりと果しながら、さらに皆様が笑顔で過ごすことができるように当協会としても会員施設のサービスの質の向上に努めてまいります。

自宅の生活に不便がある、まだ退院するには不安である、という方やご家族の方はどうぞお近くの老人保健施設にお尋ねください。必ず皆様のお力になれると思います。

一般社団法人長崎県老人保健施設協会
会長  田川 雅浩


   

本県の老人保健施設は、昭和63年に誕生し、以後、逐次施設の整備が進められて来ました。平成2年1月に任意団体である長崎県老人保健施設連絡協議会が設立され、各施設職員の資質向上を図るための現任研修や長崎県老人保健施設大会の開催など事業に取り組んでまいりました。
平成12年4月に介護保険制度が施行され、同年8月2日、かねてから法人格取得に向けて準備中であった当老人施設連絡協議会も社団法人長崎県老人保健施設協会として正式に許可されました。平成25年4月に一般社団法人へ移行し、現在、県内55施設が正会員となっております。当協会の主な事業としては、法人の執行機関である理事会の開催、会員を構成機関とする総会の開催、施設職員の実務研修、県大会、専門部への活動支援など事業の推進を図っております。さらに、高齢者のご家族や地域住民の方々に向けて、介護に関する市民公開講座や介護相談会を県内各地で開催し、交流を深めております。
また、全国3,597施設(平成28年5月31日現在)の会員で構成する全国老人保健施設協会の長崎県支部として、活動を続けております。

 

 

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